アーキネットデザインの考え方

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医院併用住宅を建て替えのお医者様へ

医院設計・自宅設計で必要なこと

アーキネットデザインが大切にしているもの

一都三県で医院建築・医院設計・医院併用住宅設計を手がける「アーキネットデザイン」では、ただ漫然とお客様の言われた通りに設計・デザインをしているわけではありません。私たちは無垢材を中心とした木材や漆喰などの自然素材を使った、安全で質の高い建築をめざしています。住まいづくりや医院建築などの際には、施主さまのご希望を可能な限り形にするのがモットー。そして、建築家はもちろん、多くの職人や建材業者の仲間とネットワークを築き、一体となってプロジェクトを進めていきます。こちらのページでは、当事務所が大切にしている考え方をご紹介します。

「人」を主役にした医院づくり・住まいづくり

先生のため、それはつまり、その先の患者様のため

建物の設計は、あくまで「人」を主役にして考えなければいけません。これから建てる建物に住む人、その建物を使う人は誰でしょうか? その人にもっともふさわしい住まいや建物を実現するため、私たち建築家はお医者様やご家族のライフスタイル、好みといった個人的な領域まで踏み込み、さまざまな条件を組み込んで理想を形にしています。もちろんお医者様のことを一番に考えていますが、それはつまり、その先にいらっしゃる患者様の利便性や快適性まで考えているということでもあります。

それらの条件をお打ち合わせ時のヒアリングだけで聞きだそうとすると、時間もかかりますし、回数が増えればそのぶんだけストレスになってしまうかもしれません。そのようなストレスを与えることがないよう、私たちは持ち物やちょっとした言葉の端々から感じ取れる情報まで残さずくみ取り、お客様にとってベストなデザインにつなげていきます。

トータルコストのコントロールで夢を形に

お客様のなかには、私たち建築家にご要望を伝える前に「これは高そうだからやめておこう」「どうせ無理だろう」などと考えてあきらめてしまう方もいらっしゃいます。しかし、どんなに難しそうなご要望でも残さずお伝えください。当事務所なら、メリハリの効いたコストコントロールで実現できるかもしれません。

とくにこだわって高級な部材を指定しない限り、基本的にはどの部位にも一般的なグレードのものが採用されます。しかし人目にあまり触れない部分、構造上も大切でない部分を見きわめ、その建材のグレードを落とすことで、こだわりたい部分にかけるお金を増やすことができるのです。

また、用途や目的を教えていただければ、代案をご提供できる可能性もあります。「建築家に依頼すると高くなりそう」と思われることが多いのですが、そのあたりの融通が利くため、結果的にハウスメーカーに依頼された場合とほとんど変わらない費用で、理想の医院や理想の住まいを実現することが可能です。

必要なものを見きわめ、心地よい建物に

位置、形、役割……「窓」ひとつで、住まいは変わる

今お住まいの家に、あまり開けたことのない窓はありませんか? 窓にはそれぞれ役割があり、それを考えずに設けてもあまり意味がありません。当事務所では、光や風の通り道を考えて目的に適した窓の設置をご提案しています。風通しを考えるなら、風の流れを考慮して開閉式の窓を、採光を考えるなら、コストを抑えられるのではめ殺しの窓をおすすめすることもあります。

また、イスやソファを使った生活と床座の生活では「目線」が違ってきます。目線の違いによって、心地よさを感じる窓の高さも変わるもの。もちろん、台所やリビング、洗面所など、場所によって適切な窓の位置や大きさも異なります。当事務所ではそれらの条件を考慮し、そこから見える景色までしっかりと考えた設計をご提供しています。

無垢材や大理石といった“本物の素材”についても知識が豊富なので、その建材がお客様の目的に合っているかどうかを判断してご提案できます。本当に必要なものを見きわめ、そこで過ごす時間が心地よいと感じられる建物をおつくりしますので、実現したいことがある方は何でもお話しください。

代表紹介

アーキネットデザイン代表 一級建築士(第228100号) 市川 均(いちかわ ひとし)

略歴

1961年 埼玉県志木市生まれ
1987年 早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了(都市計画佐藤滋研究室)
1987年 株式会社一色建築設計事務所 入社
1996年 株式会社一色建築設計事務所 退社
1996年 アーキネットデザイン 設立
1998年 早稲田大学芸術学校「都市デザイン科」非常勤講師
2000年 早稲田大学都市・地域研究所客員研究員(現在に至る)
2000年 NPO法人「ちちぶまちづくり工房」代表理事(現在に至る)
2001年 NPO法人「木の家だいすきの会」理事(現在に至る)
2002年 (社)日本建築学会関東支部都市計画専門研究委員(現在に至る)
2004年 NPO法人「川越蔵の会」理事(デザイン部部長)
2005年 さいたま県産木材住宅促進センター理事(現在に至る)

受賞

1985年 IFHP国際学生コンペ一等
1986年 早稲田大学小野梓記念芸術賞

著書

  • 図説「城下町都市」鹿島出版会 2002年 分筆担当
  • 別冊太陽「日本の町並み3」平凡社 2004年 分筆担当

作品実績

2000年 西川口の家(埼玉県)
2002年 光と風の溢れる白の家(東京都)
2002年 町屋再生マンション(埼玉県)
2003年 足固め工法の木の家(埼玉県)
2003年 大屋根の和洋折衷住宅(埼玉県)
2003年 都市に建つ中庭型ローコスト住宅(埼玉県)
2003年 自然素材で長屋リフォーム(東京都月島)
2004年 中庭のある明るい家(埼玉県)
2004年 都市型賃貸併用住宅(東京都)
2004年 ドーム屋根の二世帯リフォーム(埼玉県)
2005年 狭小都市型ローコスト住宅(東京都)
2005年 木とコンクリートの融合した医院併用住宅(埼玉県)
2005年 自然素材にこだわる健康住宅(埼玉県)
2006年 シアタールームのある家(埼玉県)
2007年 伐採した4本の3階通し大黒柱の家(埼玉県)
2008年 木登り柱とすべり台のある木の家(埼玉県)
2008年 斜面を活かしただんだんの家(埼玉県)
2009年 1.5階建て住宅その1(千葉県)
2010年 密集市街地に建つ新防火木の家(東京都)
2011年 屋内プレイルームと屋外デッキのある子育てスキップハウス(群馬県)